断熱を要する場所は、フレア接続部とフレアナット
エアコン(クーラー)取り付け配管の断熱(保温)の仕方。エアコンの作業のなかで断熱作業は重要です。きちんと断熱をしないと結露や効率が落ちてしまいます。
冷媒配管の断熱方法です
断熱材と呼ばれる材料を使います。配管の余っている断熱材も利用できます。断熱材は配管(銅管)用とドレン用断熱材があり、材質が違うので使い分けて下さい。
新品の製品には大体付属として、断熱材が同梱されていますのでそれを使用します。
後、配管(銅管)の断熱材も余っていれば使用できますからね。
断熱を要する場所としては、室内機側フレア接続部と室外機の配管のフレアナットの際までです。
室内機側フレア接続部は、裸になっている銅管部分に断熱材を被せ、ビニールテープでしっかりと巻きます。
大事なのは、断熱材の口が開かないようにする事と、断熱材を入れる時に少しきつめに割り入れる事です。
そうすることで外の温度や湿気からの影響もなくなります。
ドレン配管の場合は横引きが長い場合です
基本は横引のドレン配管の保温をします。立下りの配管にはドレンが溜まることがないので断熱はいりません。
横引の配管には冷たい排水(冷房時)が流れていますので結露をすることがあります。
便利な道具や材料
左:エアコン補修用断熱セット
、右:ドレン用断熱材。